バカが教えるオススメ本

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新しい靴を買わなくちゃ

今日は初めてのおすすめ小説紹介です。そんな記念すべき第一回は、北川悦吏子さんの新しい靴を買わなくちゃです。

 

新しい靴を買わなくちゃ (幻冬舎文庫)
 

 冒頭はいきなりパリに向かう空港から始まります。

兄のセンと妹のスズメはパリに旅行にきていた。センは写真家で一見落ち着いて見えるけど意外と小心者といった感じであろうか、妹のスズメはマイペースが一番この時はしっくりくるだろう。空港につき二人はタクシーに乗った。すると突然スズメがタクシーを止めるように言ってきた。センはタクシーを止めるように運転手につげタクシーは止まった。降りてみるとちょうどそこからはノートルダム大聖堂が見えた。スズメが写真を撮ってほしいとセンは仕方なく写真を撮り始めたがそのうち夢中になって撮っていた。スズメがもう一つ違うカメラで撮ってほしいと言ってタクシーに自らそのカメラをとりにいった。センは次はどうやって撮ろうかなんて考えていると、タクシーの方からスズメの呼ぶ声が聞こえてタクシーは走り出してしまった。センは取り残されたのだ。パリに一人で。荷物こそちゃんとおろしていってくれたもののとんでもないことだ。ここから、いよいよ話が展開していく。

アオイは日本人だがパリ在住のジャーナリストだ。ばりばりに仕事をこなすいわゆる「できる女」のように見えるだろう。そんなアオイは取材先に向かうために歩いていた。すると、何かを踏んで転んでしまった。すると、「あの…大丈夫?」と日本語が聞こえてきた。そこに立っていたのがセンだった。そしてアオイが踏みつけたのはセンのパスポート。さらにアオイが踏みつけた拍子にセンの顔写真が汚れてしまっていた。さらにその上アオイのはいていたハイヒールのかかとがとれてしまったのだ。不運なことが重なったものだwセンはアオイのハイヒールを直し、アオイはセンのパスポートの破損を直すために日本大使館の場所を教えた。そこでアオイはセンに自分の名刺を渡してどうなったか連絡してほしいと言って二人はわかれた。

センはアオイのメモのもと大使館に行き何とか帰ることができるようになった。しかし、今度は泊まるホテルの名前が分からなくなってしまったがアオイから折り返しの電話が来たのでついでにホテルの場所も案内してもらってホテルに着くとそこにはアオイがいた。

一方妹のスズメはあるアパルトマン(アパート)の前にきていた。そこから出てきたのはカンゴという男だった。どうやら二人は付き合ってるらしい。スズメはこのためにパリにきたのだ。カンゴは画家でパリに来たのだが、遠距離というのは難しいのであろう、二人の関係はどうも良好じゃないみたいだ。

僕のブログで紹介するのはここまでにします。ここから物語は急展開になりますので、ぜひご自分で読んでもらいたいです。スズメとカンゴの関係や、序盤からどこか寂しさを感じさせるアオイの謎。それを知った時にとったセンの行動とは。詳しい年齢は分からないですがセンたちは大人のスズメたちは少し子供な感じが感じ取れてそこも面白いポイントです。こんな感じで見どころ満載です。

ちなみに僕はアオイさんの時より見せる可愛さが好きですw

初の小説紹介でしたけどいかがでしたでしょうかw特に工夫もないような感じでしたけど、まあこの作品を見てもらえればそれでいいですw多くの方がこれをきっかけに読書に興味をもってもらえれば幸いです。ありがとうございました。

ちなみに知ってる方も多いと思いますが映画になってますのでそちらもご覧ください。

 

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