バカが教えるオススメ本

バカでも変われる、読書なら。高校のテスト最低点13点の俺でも楽しめるオススメの本を紹介しています。読書で人生変わるよ?

学問のすすめは超簡単で面白い!

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さて、本題の今日紹介する本ですが。最初に発表しちゃいたいと思います!こちらです。

 

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

 

 みなさん一度は聞いたことあると思います!でも、読んだことある人はそうそういませんよね?なぜかと言ったら昔の人が書いたから難しそう!なんて理由が大半でしょう。でも、安心してください。現代語訳ですから!日本語の語訳ってw福沢諭吉といえば、皆さん大好きな一万円札の人ですよね。あと慶應義塾の創設者。そして、学問のすすめの著者。多くの人はこのイメージが強いと思います。でも、いまいち凄さがわからないとかそういう人が多いでしょう。そんな人たちもこの本を読めば分かっちゃうと思いますよ。ものすごく、自分がダメ人間だと思ったり、ある考えには共感したり、社会というものを前よりも知った気になれますw

それでは、内容に入っていきたいと思いますがその前に、この本は齋藤先生が現代語訳してくれているので難しいことはありません。おまけに福沢諭吉って面白い人間ですよw

この本には大きな刺激をもらったのですが、その一部を紹介すると、福沢先生は国民の気風が国を作ると言っています。一見そんなの当たり前でしょ?と思うかもしれませんが。私たちは日頃からよく学んでいるでしょうか?学ぶことを放棄していませんか?そのくせ、学ぶことをやめない人々のことを批判したりしていませんか?世の中には国を動かす仕事をしている人がいます。私たちはよくその人たちを批判したりしていますが、それを作り出しているのは私たちなのです。私たちが学びをやめてしまっているがために、国を動かそうとしている人たちの質も下がっていってしまっているのです。その事実に改めて気づかされます。国を動かす人達は一般の人たちにそれを伝えるのに必死です。それなのに学びを放棄した我々が文句を言うことができるのでしょうか?もっとわかりやすく説明しろ!ということができるのでしょうか?日本語のわからない外国人に日本語でいくら説明したって最高の結果は生まれません。我々も彼らの言っていることを理解することがもっとできるようになればおのずと質もあがってくるでしょう。なんせ、その説明するための時間を他に充てられるのですから。このことが既に明治時代に言われているのです。現代では改善されたのでしょうか?

少し観点は変わりますが、メディアについての福沢先生の言葉で、こんな面白い言葉があります。出版についての条例は、非常に厳しいというわけではないのに、新聞を見れば、政府の機嫌を損ねるようなことには全然触れない。それどころか、政府が何かちょっといいことをやると、大げさにこれをほめる。まるで、遊女が客に媚びているかのようだ。エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!福沢諭吉こんなこというの!って感じでしたw全くもってそんなイメージなかったので面白かったです。批評好きの方には朗報ですねw

最後は現代とピンポイントでつながる話を紹介します。酒や異性に溺れる者を非難したり、あるいはその是非について議論しているうちは、議論のレベルが低いと言わざるをえない。人間の品格が少し進歩した時には、この程度の話はすでに卒業していて、そんな議論をすればかえって人にバカにされるようになっているはずである。さーて、福沢さんから見た今の日本はどうなんでしょうねw

こんな感じのことが結構書かれているこの本は遠ざけるものではなくむしろ現代の問題そのもののような気がしますねw他にも齋藤先生曰く最強のビジネス書ですのでそういった方々にもお勧めです。みなさんもぜひご覧ください。読書で人生変わるよ?