バカが教えるオススメ本

バカでも変われる、読書なら。高校のテスト最低点13点の俺でも楽しめるオススメの本を紹介しています。読書で人生変わるよ?

ゆとり教育の話はこちら!

 

現場から見た教育改革 (ちくま新書)

現場から見た教育改革 (ちくま新書)

 

 

また教育の本だ。(といっても見てる人がいてくれてるだろうかw唯一の閲覧者のあなた拡散お願いしますw)この本は、2002年発行。ちょうどゆとり教育がされていた時の話である。まず初めにこの本を読み終わっての感想としては15年前と今と教育はあまり変わってないのかなと思ったw

内容に触れていくと、最近東大ブランドがなくなってきてるだとか、いい大学をでても就職先にありつけないなんてのが出てきた気になってましたが2002年にもこの問題はあったみたいです。こういうところですよね、昔の本を読んでて面白いことは!少子化とかもそうですが、メディアが報道を強化して初めて、最近こんな社会問題が出てきたように感じてしまいますが、実は昔からある問題だったりする。色んな意味で面白いです。

さらにネットの出現で読書離れが進んでいるみたいな風潮も少しあるみたいですが、2002年にはもう読書離れが問題視されています。今の方が昔よりも深刻でしょうがwどうにかしたいですねこの問題は!読書楽しいのに…これからは衰退していくしかないんですかね…教育現場でも朝読書とかだけでなく何らかの措置をとってもらいたいですね~例えば齋藤孝先生の本を読み聞かせるとかw実際朝読書をしている生徒はもとから読書好きでしないやつは結局読書嫌いで読書人の増加には何の影響ももたらしていない田舎の現状w

少し悲しくなってところで話を本書の内容に戻しますと、地方のヤンキー化も問題視されています。僕はまさにその地方在住でその光景をまじかで見ていますが、本書でも言ってるようにヤンキーは実は優しいんですよねwしかしそれを集団にすることによって悪いことをさせてしまう、勉強なんてしなくていいよという空気にさせてしまっている。これは今でも改善されていないと思います。地方には頭のいい奴が行く進学校、文武両道ですみたいなやつが行く普通の高校、それ以外の奴らが集まる高校。この三つの種類の高校は三年間で大きく差がついたと思います。本来みんなが人間性の面で右肩上がりになっていくはずなのに、進学校は上、普通高校は平行、その他高校は下に推移してしまう結果になっています。それは久しぶりに再会すると顕著に感じ取れますwやっぱり周りの影響ていうのは大きいもんなんですね。

本書の最後の方に新教育システムの構築としていくつもの改革案が出されています。この中で面白いなと思ったのが「教員には、民間の人々を大幅に起用し、講座制にすること。そのためには、大人も素敵な人生をおくること。」と書いてありました。大人と子供両方にとっていいことだと思います。子供もたくさんの大人に触れることによって幅もひろがりますしね!

まあどうせ今後も採用されないでしょうが…このほかにもたくさん面白い案が出されています。しかも今でも全然使えると思うものばかり。ぜひ、自分の目で見てください!

最後までお付き合いしていただきありがとうございます。これからも少しでも読書が復活するように貢献していきたいと思います。ありがとうございました。