バカが教えるオススメ本

バカでも変われる、読書なら。高校のテスト最低点13点の俺でも楽しめるオススメの本を紹介しています。読書で人生変わるよ?

就職活動をする前に…

いい人生とは人それぞれである。確かにこの部分は否定できない。だから誰も教えようとはしない。そして誰も教えられるほどの覚悟や知識がない。教えてくれたとしてもいまいち説得力に欠ける。だが、人間だれしも見本があったほうがいいと思う。しかし、そんな人は身近にいない。そんなときにこの本をお勧めする。

 

最強の人生指南書(祥伝社新書205)

最強の人生指南書(祥伝社新書205)

 

 指南書とは指導書だそうだ。まあ人生の教科書といった感じでいいだろう。

著者の齋藤先生はこの本がそれにあたると言っています。

佐藤一斎「言志四録」

みなさんは聞いたことあるだろうか?僕は初耳だったので少し紹介しておくと、彼は今でいうと大学の学長を務めるような人です。そして彼の弟子には佐久間象山といって坂本龍馬勝海舟吉田松陰らを弟子にした人物です。さらに、吉田松陰高杉晋作伊藤博文山県有朋らの先生であり西郷隆盛は「言志四録」を生涯座右の書として書いていたそうです。

有名な方々の名前がたくさん出てきましたね。その有名な方々のおおもとにいるのが佐藤一斎というわけです。これで初耳の人でもこの人の凄さが伝わったと思います。だからといって全部鵜呑みにする必要はありませんが、確かに学べるものは多いと思います。

本書はそんな「言志四録」を齋藤先生が現代に通じるものをピックアップして現代語訳してくれたものなので、とても分かりやすくなっています。

それでは内容を見ていきたいと思います。齋藤先生は仕事術、人間関係・リーダー論、学習法、人生論の四つの章に分けられています。少し内容を紹介したいと思います。

志があれば何からでも学べる

この内容と齋藤先生の言葉には少しドキッとさせられました。佐藤先生はこのことは薪を運んでいるときでも水を運んでいるときでも学ぶ志があればそこからでも学ぶことはできると言っていました。それを現代風に置き換えた齋藤先生はこういっています。志を立てなければ読書を一日中していても学ぶことはできないと。僕はドキッとしました。毎日志を立てて学ぶ気持ちで読書をしていたのかと…ブログを始めて毎日更新を続けているために僕の読書は学ぶためではなくなってきているのかもしれないと思ってしまいました。この言葉を聞いて、もう一度なぜ自分が読書をしているのかに立ち直ることができました。初心忘るべからずとおんなじようなことですね。齋藤先生はこの言葉を就活生に見てほしいと言っていました。本当の志のないまま就職活動をしても志の部分を見られる面接では絶対に見抜かれるだろうから。やっぱり自分に素直に生きることが一番だと再認識させられる内容でした。

このように気づかされることがたくさんつまったこの本。是非皆さんの人生の指南書にしてみてはいかがでしょう。このように古典には今にも通じるものが多くあります。学べるところは志があれば、どこにでもあるとはこのことですねw最後までお付き合いくださりありがとうございました。

手品で使うハトがなぜ白いか教えてやる。

この世の中は知らないものであふれています。そしてみなが分からないようなことを知っているとその人は雑学王なんて呼ばれたりします。そんな雑学を学べる本がこちらです。(僕はこの本の内容で知っていたことは二割ほどでしたw)

 

時間を忘れるほど面白い雑学の本 (知的生きかた文庫)

時間を忘れるほど面白い雑学の本 (知的生きかた文庫)

 

 雑学は知っているだけで得でもあるし、それを説明できることで周りからも尊敬されることもあるでしょう。あるいは女性にもてる可能性もwこの本には読書だといって固くなる必要は全くありません。一ページに一ネタぐらいの感じで飽きたら一回休憩とか、合コンに向かう途中にちょっと見るなんて感じでもいけます。むしろ自分の興味のあるところだけ読めばいいのです。科学的なところは僕もよくわからなかったですしw僕のブログでは僕が面白かったと思うネタをピックアップして紹介したいと思います。

「ゴミの定期回収」は江戸時代から行われていた!

意外と考えたことがなかったことですねw江戸時代にはすでに不法投棄が問題になっていたので定期回収が行われるようになったのだそうです。知らなかった~って感じですよねwそもそも普通に生活していたらこんなことは考えませんよねw現代を生きる私たちにとっては当たり前のものだから。でもそれも当たり前のことなんですね。現代を生きている人の中で江戸時代に生きた人に会ったことがある人はいないわけですから。教えてくれる人がいないわけです。こんな風にいろんなものがどんどん当たり前になって忘れていくだろうなと考えさせられたネタでした。

手品で使うハトは、なぜいつも白いの?

皆さんも一度は見たことがあるはず。マジシャンと言ったら白いハトが飛び出してくるのを想像する方も少なくないと思います。一種の種明かし的なネタですねこれはwさあ、その理由はというと、服に隠しておくのに都合がいいためだそうです。あのハトはギンバトといって他のハトより体が小さいにもかかわらず、羽を広げると普通のハトと同じ大きさに見えるからだそうです。さらに性格もおとなしくて、ハトに限らずトリは仰向けにするとおとなしくなる性質があるそうです。これで少しあの手品のタネが分かりましたねw

このようにネタから派生して考えることや、シンプルに新しい知識を得ることができます。このほかにもあと216ネタあります。自分のお気に入りのネタを見つけてまわりの人に自慢してあげましょう!最後までお付き合いくださりありがとうございました。

今週のお題「私のタラレバ」

今週のお題「私のタラレバ」

私のタラレバといったらもちろん「もっと早く読書に出会ってたら」です!中学生の時から読書してたくさんのことを考えていたならもっと充実した今を過ごせていたかもしれない!なんて思ってもどうしようもないことも理解していながら時々頭に浮かんでしまう「タラレバ」なくなるといいな〜