日本の報道についてがわかる!
日本ではよく新聞が情報源として使われている。今ではネットで情報を得ている人が多いかもしれないが、しかしこの本のタイトルを見てほしい!
「本当のこと」を伝えない日本の新聞 マーティン・ファクラー
本当のこと教えてくれないの!?と衝撃を受ける方が多いと思う。僕もその一人であり、タイトルにひかれて購入した!(新書を購入する場合はそういう事が多いのだがw)でも、安心してください別に嘘を報道しているわけではありません。ではこの本は何のことを言っているのだろう?
2011年東日本大震災その時のリアルをこの本はかいている。1章でこの話が出てくるのだが、当時の現場の状況をインタビューしたものが載っているが、とても生々しく、でも人間窮地に立たされたらそうなってしまうのもわからなくはない…とても悲しくなった。そんな災害が起きている当時日本の記者たちは現場にはいなかったらしい、災害にあった人たちはこのことを報道してほしいと思っているのに伝えてくれる記者がいなかったそうです。とても悲しくなる話でした。
他にも記者と取材対象の関係、日本の報道の仕方などの指摘がされていますが、明るい面もありました、若者たちには改善したい気持ちがあるということです。これはとてもうれしく感じますし若者はダメだとかいろいろ言われますけどそんなことないと思える話もあります。
みんなに読んでもらいたい本です。是非一度読んでみてください!