バカが教えるオススメ本

バカでも変われる、読書なら。高校のテスト最低点13点の俺でも楽しめるオススメの本を紹介しています。読書で人生変わるよ?

教育者になりたいやつ、教師が嫌いなやつ集まれ

いつの時代にも教育者になりたいやつがいて、教師が嫌いなやつもいると思う。そんな奴らにお勧めの本がある。

 

教育という病 内田良

 

この本ではよく聞く教育問題解決のためにエビデンスを用いて考えていこうという話であるが、私自身も教育の問題というのはそういう面がかけていると共感した。この本では組体操が例に挙げられているが、そこから私は教師は外部の意見に左右されながら質の高い教育を求められる、なんともたいへんではないだろうか、そんなの教師なんだから当たり前だろと思うかもしれないが、こういう問題が大きな労力を割かれるなんて思ってもいなかったのではないかと思う。(教育者ではないので誰か専門的な方がいたらコメントしてもらえるとありがたいですw)そんな教師に授業つまんねーよというのは、ちと酷すぎやしませんかw文句を言うなら校長か、国に言った方がいいのではと思いますよ。もっと教師を教育に専念させてあげろと…

 

他にも二分の一成人式が問題視されています。私の家庭はごく平凡な両親もいて経済状況もそれほど厳しくはなくこの考え方は当時できなかったんですがw家庭状況が複雑な子供に感謝を言葉にして表しなさいと言ってもかわいそすぎますよね!教育者の方々は一般的な家庭の人が多いかと思ってますので、この考え方はなかなかできないんじゃないのかなと思います。教師になりたい皆さんには心からすべての生徒の気持ちを理解してあげることができるのかそういうところも考えてほしいと思います。教師というものは本当に大変だと思います。その教師のことを嫌いになんてならないでほしい!彼らの頑張る姿から多くを学んでほしい!教師も生徒にその熱量が伝わるように頑張ってほしい。こうしていくことでよりよい教育環境ができるのではないかと今は思っています。

 

それらについて考えるためにこの本をお勧めします。他にも部活動の問題も取り扱っており面白い内容になってますので、この本をきっかけに多くの人が教育を考えてくれればと思います。最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

 

教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書)

教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書)